映画「助産師たちの夜が明ける」

助産師

映画を観てきました

助産師の先輩からお誘いいただき、タイトルにあるように映画をみてきました。その感想を書きたいと思います。

助産師という仕事

助産師はお産に立ち会う仕事、というイメージを持たれることが多いですが、実際はそれ以外にもたくさんります。お産という幸せな瞬間に立ち会うだけではなく、死産という死の瞬間に立ち会うこともあるし、産後のお母さんや赤ちゃんのケアをすることもあります。毎日、必死になって色々な患者さんのケアをするからバタバタで目先のことに囚われがちだけど、その人にとったら人生で最初で最後の生まれてくる(生まれてきた)赤ちゃんの誕生を共にする瞬間であること、一人ひとりに対して誠実に関わることの重要性を改めて実感しました。映画を観て、産休に入るまでの忙しく働いていた頃の自分と重ねて懐かしくなりました。自分はあの頃、一人ひとりとしっかり向き合えていたのだろうか、そう問いかけてくれる内容でした。

再現度が高い出産シーン

この映画は助産師が主役なので、出産シーンもたくさん出てきます。ドラマ「コウノドリ」でも出産シーンは出てきますが、さすが海外ということもあり、よりリアルな出産シーンでした。女性が命をかけて出産する瞬間は、きれいな場面ではないかもしれません。付き添っている夫も怖がってしまうくらいの力や声も出てきます。だけど、そうして命が生まれてくることを多くの人が知ったら、自分はお母さんに命をかけて生んでもらった、と知って、自分を大切にできるのではないでしょうか。この映画を観て、より命の尊さを私自身も実感できました。機会があれば、ぜひ観てください。

それでは、またお会いしましょう!

ゆめみな

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